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ワインへの思い

勝沼の地に生まれ育ちワインとブドウの虜に

大雅園の店主の早川真由です。私は勝沼町で生まれ、幼い頃からワインの瓶に囲まれて育ちました。高校生の頃から家業のブドウ栽培を手伝うため、畑に立つようになってわかりましたが、農業は自然が相手。天候に左右されるので、ブドウ栽培はその年によって状況が全く異なり、味わいも変化します。そして、剪定や摘果などの手入れは一発勝負で、どんな作業も手を抜けません。お客様に食べてもらうまで緊張感やプレッシャーがあます。農業がどれほど大変かを身を持って知ったからこそ、ブドウやワインを愛する気持ちも人一倍強くなりました。

後継者としての自覚が芽生え、高校卒業後は東京農業大学の醸造学科へ進学。日本に古くから息づく発酵の世界の奥深さを知り、その面白さに魅了され、大学時代は醸造学の研究に没頭しました。


海外のワインに触れる中で写真

海外のワインに触れる中で国産ワインの魅力を実感

大学の研究室ではワインの味覚データの取得や赤ワインの種類に関する調査を行うなど、ハードな研究の日々を送りましたが、4年だけでは物足りず、大学院でさらに深く学びながら、世界各国の数多くのワインと出会いました。卒業後は輸入ワインを取り扱う会社に就職しましたが、海外のワインに触れる中で国産ワインの価値を再発見!その美味しさを改めて実感し、山梨のワインの魅力に目覚めました。そこで、山梨に戻って家業を継ぎ、ブドウ栽培を手伝う傍ら、ワインの販売に情熱を注いでいます。

特に山梨は甲州やマスカット・ベリーAの栽培に最適な土地。甲州種は海外にはない日本古来の品種であり、和食に合うといわれる甲州ワインは、その味わいの繊細さが料理と協調し、食材の良さを引き立たせます。バランスの良さが魅力の山梨のワイン、輸入ワインに負けないオリジナリティが際立つ爽やかな風味をご堪能ください。


ワインの一大産地ゆえ大きな夢を胸に抱いて

土壌の特性や作り手の個性がストレートに現れるワイン。特に、繊細さが魅力の国産ワインは、ブドウの栽培や醸造が格段に難しいといいます。だからこそ、各ワイナリーの歴史や作り手の想い、ワインにまつわるストーリーをお客様にお伝えしていきたい。そして、お客様が求めている味や好みにピッタリのワインをセレクトし、思い出の1本となるようなワインを提供したい…。代々受け継いできた農園やワインを大切に守りながら、後世に受け継いでいくことはもちろん、お客様のニーズに合わせて、勝沼から最高のワインをお届けしていきたいのです。

また、勝沼町の農家さんたちは、ブドウを委託醸造して自家製ワインをもっています。自身で味わったり、親戚に振舞ったり、日常生活の中でワインを気軽に楽しんでいます。そんな姿を見ているうちに、私もいつか醸造用のブドウも栽培して独自のワインを作りたいと強く思うようになりました。「大雅園のブドウで私たちだけのオリジナルワインをつくる」という大きな夢に向かって、私は今日も全力でブドウとワインに向き合っています。